滋賀で主婦はそれほど幸せに暮らしていない? 郊外型ハピネスの視点

学研パブリッシングがママ向けの新雑誌「aene」の創刊にあたり、「主婦が幸せに暮らせる街調査」の結果を発表している。
20140528

調査は

全国の20代~40代の主婦4,793人を対象に日常生活の幸せ度を「暮らし」「家族」「お金」「食事・健康」「モノ・趣味」といった5つの指標で点数化、ランキングを決定した。

このランキング上位50自治体が公表されているが、そこには滋賀県内の自治体は含まれていなかった。

20140528_1※株式会社学研パブリッシング報道発表資料より

東洋経済新報社が発表している「住みよさランキング」では毎年、草津市や守山市などが上位に入り、以前は栗東市が住みよさNo.1に選ばれたこともあった。 ※「住みよさランキング2013」トップ50:東洋経済ONLINE
リクルート住まいカンパニーが3月に発表した「2014年版 みんなが選んだ住みたい街ランキング 関西版 -20代~40代編-」では、草津市が22位に入っていた。

子育て支援や主婦が活躍できる職場の存在など、県内にも多くの課題があると思うが、報道発表資料には調査の副題として「いまどき主婦の幸せは郊外にアリ!主婦たちが望む“郊外型ハピネス”」と掲載されていただけに結果はかなり意外だった。

専門家は「郊外型ハピネス」について

●「郊外型ハピネス」が求められる背景 自分らしい暮らしを楽しむ時代へ
●郊外の魅力 自然・歴史・文教・交通などの街の文化度加え、注目したい「ショッピングの充実」
●郊外の魅力づくりに大きく貢献 大型モールが「主婦が幸せに暮らせる街」の必要条件に
・・・自然や歴史、文教地区といった街の品格や交通アクセスの利便性に、レジャー化した商業施設が加わることで 郊外の街の魅力がさらに高まり、そこに暮らす主婦たちの幸せ度をさらに高めているのだと思います。

と意見を述べていて、滋賀県(特に南部地域)はこれで人口が増加してきたのでは?と思っていただけに、不思議な結果だった。

調査方法を詳しく読んでみると、

プレ調査で、衣・食・住、家族・子育て、所得、モノ、時間、心の充実など、いまどきの主婦の幸せの構成要素となる指標を調査。
次に、プレ調査で幸せとの関連が強いとされた指標に関し、全国の市(自治体)ごとに聴取している既存の定量データと紐づけて評価。
全国の市の中から、主婦が幸せに暮らせる街として上位104の街を選定。

と書いてあった。
どうやら滋賀県内の自治体は上位104に一つも入らなかったようだ。

先日「日本創成会議」が2040年の20-39歳女性人口推計を発表している。
多くの自治体がこの調査で驚いたと思うが、「主婦が幸せに暮らせる街調査」の結果をこれと重ね合わせていくことで、見えてくるものがあるような気がする。

<後日追記>

6月4日の毎日新聞ニュースサイト

発表の50位までに滋賀の都市の名前がないため、同誌編集部に確認したところ、「90位に東近江市が入っておりました」との回答があった。ちなみに長浜、野洲の両市もあと一歩で1次評価を突破できる位置にあったそうだ。

ANNニュース

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