ネット選挙はどこへ行った? 滋賀県知事選挙

20140702

ネット選挙が盛り上がっている?

滋賀県知事選挙が告示されて一週間になろうとしています。
気のせいかも知れないんですが、駅前の朝立ちや日中の選挙カーなど、以前の選挙に比べて少なくなったように思います。
これはきっとネット選挙が解禁され、ネットで積極的に運動を展開されているのかと各候補の公式サイトやtwitter、facebook、それにご当地ブログ「滋賀咲く」も見せてもらいましたがあまり活用されているようには見えませんでした。
昨年の参議院選挙ではメディアも「ネット選挙」を書き立て、逆に国民の感度とのギャップがおかしかったわけですが、今回の知事選挙についてはその視点でメディアも取り上げようとしてないように見えます。
ネット選挙という言葉は忘れ去られたようです。

確かに以前は禁止されていた運動期間中の更新はされていますが、それらは「日記」に過ぎないように見えます。
ネット選挙が目指していたのは、ネットを通じて候補者と選挙民(県民)がコミュニケーションを行うことだったように思います。政策を問い、議論を闘わせることを期待されたのがネット選挙解禁だったように思います。

一人の候補がtwitterの声援に応えている投稿は見受けますが、他の候補はそれもなく、まして政策などの議論は皆無のような気がしました。
もちろん、選挙民がそのきっかけ作りをしていないというのも理由だと思いますが・・・

ただ、候補者自身が一人一人の声に応えるという姿勢をどれだけ示しているかもその結果に繋がっているように思います。ここへ行った、誰々と話したくらいの無難な書き込みだけではなかなか議論は広がりません。
そう言えば、こちらで記事にした提言ですが、誰一人返事がありませんでした。
Emailでしか送っていませんので100%届いた保証はありませんが、住所・氏名、それに自分の立場や考え方も明記して送り、せめて候補者が目を通してくれたことだけでも返事くださいと書いて送ったのに、その返事すらありませんでした。それなりに時間かけて書いたんですけど(苦笑)

議論は諸刃の剣です。ネット選挙に深入りされたくない気持ちもわかります。
炎上しやすい原発再稼働や集団的自衛権など国政レベルのテーマ(と書けば、違うという人もいると思いますが)はともかく、知事の権限が及ぶ県政にも多くの課題があるわけですから、自分の主張をもっと展開し、議論が深まる流れを作っていただきたいですね。

滋賀県知事選挙公開討論会 2014/06/18


残念ながら議論が深まったようには見えませんでした。ご自身の主張に終始されていたように思います。

マニフェストにオープンデータは含まれたか?

私が送った提言書の効果があった訳ではないと思いますが、一人の候補がマニフェストにオープンデータへの取り組みを明記されていました。
あと二人の候補はITに絡む公約すらありませんでした。
ITは手段に過ぎません。なので、大きな政策の中で一つの手段として活用していく方向は恐らくどの候補も持ってらっしゃると思います。
この業界に関わる者としては政策にそれをどう活用するのか明記していただきたかったと思います。

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