株価に影響を与えた草津市のタブレット導入

今年4月、草津市が市内の全小学校ほかへ3,200台のタブレットを導入すると発表していました。

滋賀県草津市は、学校ICT推進費として5677万1000円を計上し、2014年度に市内の全小学校の3学級ごとに各35台、全小中学校の特別支援学級に各校10台、合計で約3200台のタブレット端末を導入する。
※「ICT教育ニュース」より

2学期からすでに授業で活用しているとのことですが、詳しい事は存知上げません。本日たまたま以下のリリースを見つけ、紹介しました。

パイオニアVC株式会社(本社:東京都目黒区、代表取締役社長:原 清、以下パイオニアVC)は、滋賀県草津市に、同市内の全小中学校に導入された3200台のタブレット端末を授業で活用するための仕組みとして、教員と児童・生徒の間でデータの相互やり取りをすることができ、協働学習を促進するビジュアルコラボレーションサービス「xSync (バイシンク)」を提供しました。

※パイオニアVC株式会社公式サイト

草津市が株価を押し上げ

こんな記事もありました。

ブイキューブ<3681.T>が反発している。同社はきょう、滋賀県草津市の全小中学校が導入したタブレット端末の授業活用に、子会社のパイオニアVCが手掛ける教育用プラットフォーム「xSync(バイシンク)」が採用されたと発表。これが買い手掛かりとなっているようだ。バイシンクは、協創を支援するための教育用プラットフォームの総称で、電子黒板や学習用端末などを連携。画像転送を短時間で繰り返し行うことで、自分のアイデアと仲間の意見を協働し、新たなオリジナルな発想を創りだすことができるという。
※株式経済新聞

草津市の導入がきっかけとなり、この会社のシステム利用が他でも進むことが期待されたようです。

草津市の公式サイトにはなんら関係情報は掲載されていませんので、どういう経過でここに決まったのかはわかりませんが、株価にそこまでの影響があるのならこの会社には是非全面的な支援を期待したいです。

タブレット活用は家庭との連携で

学校へのタブレット導入(Windowsタブレット)では佐賀県の高校で今春大きなトラブルが発生し、問題となりました。内部関係者がブログを開設し、その内幕を紹介するなど一時は関係者の関心を集めました。
佐賀県ICT利活用教育の現場報告

情報機器はなかなか思った通りには活用出来ないもので、先生方にとってもただでさえ多忙な中、使いこなすのは至難の業だと思います。

ニュースサイトによると

同市の橋川市長によると、「2学期から授業でタブレットを活用するようになってまだ2カ月あまりしか経っていないが、子供たちの学習への興味・関心・意欲が確実に高まった。人前で発表するのが苦手だった子が、タブレットに自分の考えを書くのがうれしくて積極的になった例もある」とのことで、xSyncを組み合わせることで、タブレットが授業に効果的に盛り込まれていくことに期待するとしている。

ということなので、草津市ではうまくいっているのかも知れません。

学校内でのさらなる活用のためには、家庭との連携が必須だと思います。
タブレットの世帯普及率は2014年初頭で2割近く有り、小学生の子どもを持つ30代~40代の一般世帯では3割を超えているとの調査結果がありました。
タブレットの世帯普及率はすでに2割

通信環境を利用し、学校と家庭のタブレットを連携することで活用の可能性は更に広がると思います。
親子で共通の課題に取り組むきっかけ作りにもなりそうです。
家庭と学校とのコミュニケーションにも活用出来、先生の負担が減るかも知れません。

プライバシーや公平性、そのほか課題は山のようにあると思いますが、学校内だけで使っているのはもったいないです。
試験的にでもいろいろ活用を模索していただきたいと思いました。

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